アメリカ、ロシア、中国、イギリス、フランス、ドイツの6カ国の外相と代表は6日、ロンドンで会議を開き、イランがウラン濃縮活動の停止を拒否したことについて協議しました。
イギリスのベケット外相は会議終了後、声明を発表し、「我々は、国連安保理のウラン濃縮活動停止要求をイランが拒否したことに失望した。会議出席国は『国連憲章』第7章の規定に基づいて、関連措置について討議する予定で、引き続き交渉を通じてイラン核問題を解決する道を探る。6カ国が提出したイラン核問題に関する解決案は依然として、有効である」と述べました。
また、ロシアのラブロフ外相はこの日、「ロシアは、6カ国協議の枠組みを維持し、交渉再開に向け、条件を作り出すことに尽力する。一方、アメリカがこのほど採択したイランの協力国に制裁を加えるとの法案は、イラン核問題をより困難な局面に陥らせる」と批判しました。
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