イラン原子力庁のサエディ副長官は26日、モスクワで、「イランのラリジャニ核交渉首席代表は、今後EU・欧州連合のソラナ共通外交・安全保障上級代表との会談の中でウラン濃縮活動停止に関する協議を行わない」とした上で。「6カ国包括案が、ラリジャニ代表とソラナ上級代表の会談の基礎となる」との考えを述べました。
別の報道によりますと、ロシア連邦安全保障会議のイワノフ書記はこの日、モスクワで、イランのアガザデ副大統領兼原子力庁長官と会談しました。双方は、交渉を通じてイランの核問題を解決することに合意しました。
イランのアガザデ長官は、「交渉は続けなければならない。そしてロシアはイラン核問題に関する交渉における重要な要素だ」と述べました。
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