イラン外務省のフセイン報道官は14日、「交渉こそがイラン核問題を解決できる唯一の方法である。アメリカが、外交手段による問題解決への誠意を示したいのであれば、より大きな忍耐心が必要だ」と述べました。
フセイン報道官は、「アメリカは、脅威と圧力を加えるという手段でその目標実現を企んでおり、これまで発表した言論は、いまの交渉の雰囲気を悪化させ、イラク核問題の交渉を通じての解決プロセスを破壊している」と非難しました。
別の報道によりますと、アメリカの新聞「ワシントンポスト」は14日の報道で、IAEA・国際原子力機関の高官チェルベニ氏は13日アメリカ下院情報特別委員会のホークストラ委員長に宛てた書簡で、この委員会が先月発表したイランの核能力に関する報告の中の過ちと事実にそぐわない内容を批判したとしています。
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