西側諸国が反対したため、IAEA・国際原子力機関の第50回定例総会は22日、アラブ諸国が提出した「イスラエルの核能力と核脅威」に関する決議案について、採決を行うことができませんでした。
この決議案は、イスラエルに対して、核兵器の放棄とNPT・『核拡散防止条約』への加盟を要求しているもので、この日の主な議題となりました。この決議に対して意見の食い違いが存在しているため、会議は一時的に休会しました。そして最後に、会議は、西側諸国が提出した「イスラエルの核能力と核脅威」の決議案については、採択を行わないという動議を採択しました。
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