中国では、保護性耕作技術の開発を高度に重視しており、いま、15の省の167の県で保護性耕作プロジェクトが実施されています。
これは中国農業省農業機械化管理局の王智才局が北京で明らかにしたもので、王智才局長は「1950年代から、中国では砂嵐が年々増えてきた。したがって保護性耕作の実施が必要となってきた。保護性耕作とは耕作面積を減らすか、或いは、耕作を止めて、作物の茎や根などで地表を覆い、土壌に対する水や風による侵食を少なくし、耕地の質を向上させることだ」と述べました。