中国衛生省の毛群安報道官は10日、北京で、「現在、中国では42%の農業人口が農村合作医療に参加している」と明らかにしました。
農村合作医療は、中国が農村で行っているもので、農民が自分の意思で参加する医療保障制度です。これは、農民が20%を出資し、中央政府と地方政府が80%を出資して医療基金を創設し、合作医療に参加した農民は医療基金で一部の医療費用を清算することができます。この制度は2003年から、次第に進められており、2008年までに、全国の農村地区をカバーする予定です。