国連のアナン事務総長は18日の国連総会イラク問題ハイレベル会議で、「もし、イラクでの暴力紛争が続くならば、イラクは全面的な内戦という危険な状態に陥る」と述べました。
アナン事務総長は、イラク政府は民族和解を強化し、日増しに深刻化する教派間の武力紛争をなくしていくべきだと強調した後、イラクの隣国と国際社会によるイラク政府への支持を呼びかけました。
中国の李肇星外相は会議で、イラク問題に関する中国の立場を明らかにし、「イラクの各派と組織は武力を放棄し、平和を求め、民主の方法で意見の食い違いを解決すべきだ。また、イラク政府による効果ある治安対策の制定、治安部門の改革の実施など保証するため、国際社会は建設的な努力を払うべきだ」と述べました。
この日、イラク周辺諸国内政閣僚会議がサウジアラビアのジッダが開かれましたが、会議は、各国は、相互間の協調と協力を強化し、イラクでのテロを取り締まりを支援して、イラク情勢の安定を安全を実現させるべきである」としています。
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