国連人口基金が6日、ロンドンとニューヨークで、同時に「希望の道 女性と国際移住者」と題した2006年度「世界人口報告書」を発表しました。
報告書は、世界の女性移住者の規模、祖国に仕送りしたお金が地元社会にもたらした影響、人身売買、虐待などについて、取り上げました。さらに、報告書は、「現在、世界における女性移住者数は9500万人で、移住者全体のおよそ半分を占めている。これらの人達は自分の国と、滞在国の経済と社会の発展に巨大な貢献をしているにも関わらず、権益が国際社会に認められず、重視されていない」と、指摘しました。
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