国連人権理事会特別会議は11日、ジュネーブで投票によって決議を採択しました。この決議は、「イスラエルのレバノンでの軍事行動は人権を著しく侵害した」と非難した上で、この問題を調査するよう要求しています。
決議は、イスラエルがレバノンの民間施設や民間人に対して大規模な空爆を行ったことを強く非難すると同時に、人権を侵害する軍事行動を直ちに中止し、人権法や国際人道法を守るようイスラエルに呼びかけています。
決議は、当事者双方が民間人に対して武力を使わず、いかなる状況の下でもジュネーブ条約の規定に基づいて捕虜を取り扱うよう要求しています。
この決議は賛成27票、反対11票、棄権8票で採択されました。
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