国連の障害者関連の特別委員会が主催した「世界の障害者の権利保障に関する国際条約制定を目指す会議」が25日、採決を行い障害者の権利を守る国際条約を採択しました。
この条約の主旨は、障害者が、バリアフリーの生活環境や就職、政治参加など全ての人権を享受できるようにすることです。
現在、世界には6億5000万人の障害者がいますが、専門的な障害者の権利保障に関する国際条約がありません。また、50足らずの国が、障害者の権利保障に関する法律を制定しているだけです。