|
8月31日は国連安全保障理事会の1696号決議が定めたイランのウラン濃縮停止の最終期限です。この日、IAEA・国際原子力機関のエルバラダイ事務局長はIAEA理事会や国連安保理に1696号決議の実施状況に関する報告書を提出し、「安保理の決めた最終期限の直前にもかかわらず、イランは依然として小規模なウラン濃縮活動を続けている」と明らかにしました。
エルバラダイ事務局長は報告書で、「イランからの協力が少なかったため、IAEAの核査察は難航している。また、IAEAがイランの核計画に対する調査で一部の新しい問題点を発見したものの、軍事目的に使われたのかどうかは判断できない」としました。
これに対し、イラン国家原子力機関のサイディ副会長は、「エルバラダイ事務局長の報告書はマイナスなものではない。イランの核計画はIAEAの監督の下で行われ、アメリカの反イラン宣伝は何の根拠もないことを示した」と語りました。
また、この日、アフマディネジャド大統領は「核問題において、イランは国際社会の圧力に屈服せず、脅威を受けても退くことはしない。アメリカが武力行使で全ての問題を解決できると思っている時代はすでに過ぎ去った」と語りました。
|