イラン外務省のアセフィ報道官は23日、「6ヵ国の包括見返り案に対するイランの回答は、積極的なものである。関係各国ができるだけ早く交渉のテーブルに戻ることができるよう期待している」と述べました。
アセフィ報道官はこの中で、「6ヵ国の包括見返り案に対するイランの回答は非常に詳しく、多角的でかつ完全なものである。イランは、6ヵ国との協力と交渉をどのようにして回復するかについて、自らの提案と見解を出した。関係各国がイラン側の回答を詳しく検討するよう希望している。6ヵ国がイランの回答内容に正しく対処できれば、イランの核問題は交渉を通じて解決できる」と述べました。
アメリカ国務省はこの日、声明を発表し、「イランの回答は、国連安保理の関係決議の条件を満たしていない。アメリカはイランの回答を詳しく検討すると共に、国連安保理のその他の理事国とイランに対する次の行動をどうするか検討する」と述べました。
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