中国の李肇星外相は29日、「中国政府は他国の内政を干渉しないという原則を一貫して実行しており、ネパール人民が国情に合った社会制度と発展の道を選ぶことを尊重する。ネパールが一日も早く政治的和解と経済の発展などを実現させるよう希望する」と述べました。
これは李肇星外相がネパールのシャルマ・オリ外相と会談した際に述べたもので、李肇星外相はまた「中国とネパールの関係は長い時間と国際情勢の激しい変化の試練を経ており、異なる社会制度の国が友好に付き合っている模範的なケースだといえる。中国は、ネパールが長い間に亘ってチベット、台湾、人権などの問題で中国に与えてきた揺るぎない支持に感謝する。中国政府は、ネパール政府と共に努力して両国関係を新しいレベルに向上させていきたい」と語りました。
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