中国の李肇星外相は、26日、マレーシアの首都クアラルンプールで開かれたASEAN・東南アジア諸国連合プラス3(日中韓)外相会議と東アジアサミット外相会議昼食会に出席しました。
会議の席上、李肇星外相はASEAN10カ国プラス3の協力を振り返り、今後に向けた4つの提案を出し、「アジア地域で、善隣友好、相互協力、平等互恵、文化の多元化という新しい局面が形成されている」と述べました。
朝鮮半島の情勢に触れた際、李肇星外相は「中国は朝鮮半島に現れた平和と安定に不利な要素に注目し、6か国交渉を通じて、朝鮮半島の非核化の早期実現と、朝鮮半島と東北アジア地域の平和と安定の維持を希望する」と述べました。
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