中国の李肇星外相は6日、レバノンとイスラエルの衝突について、国連のアナン事務総長と電話会談をしました。
アナン事務総長はその中で、安保理がこの問題を審議した最新状況を説明しました。
それに対して李肇星外相は「中国は4週間も続いているレバノンとイスラエルの衝突を深く憂慮しており、双方が直ちに攻撃を止めて、対話で問題を解決することを呼びかけると共に、安保理は衝突の拡大を防ぐため、いち早く行動を取ることを期待している」と語りました。李外相はまた「中国人を含む国連平和維持要員の安全を保つため、効果的な措置を取るよう」国連に求めた上で、「中国はレバノンに人道的援助を提供しており、すでにその地域に中東特使を派遣した。中国はこの問題を解決するため絶えず努力していく」との姿勢を示しました。
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