中国の李肇星外相とスリランカのサマラウィーラ外相は15日、北京で、共同コミュニケを発表しました。この中で、「中国とスリランカは国際問題や地域問題で広範な共通の利益を持っており、こうした問題について協議し、協力を強化することで合意した」と述べています。
双方はまたコミュニケの中で、「国交樹立して49年の間、両国関係は順調に発展し、政治的相互信頼は絶えず強化されており、経済貿易の協力も大きな成果を上げた。2007年が国交樹立して50周年にあたることから、両国政府は2007年を『中国・スリランカ友好年』に決めた。また双方は、テロリズム、分裂主義、過激主義という3つの不当な勢力に反対する」ことを改めて強調しました。
スリランカはこの中で、「世界にはただ一つの中国があるだけだ。台湾は中国領土の不可分の一部分である。いかなる形式の『台湾独立』にも反対する」と重ねて強調しました。
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