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中国国家環境保全総局は25日、吉林省を流れる松花江の支流・ボウ牛河で起きた水質汚染事故は主流の松花江に到達する前に処理され、また、松花江は今増水期であるため、今回の汚染事故はロシアへの影響はない」と発表しました。
中国国家環境保全総局は中国駐在ロシア大使館にこの汚染事故の処理状況などを連絡しました。
今月21日、吉林市の化学企業がボウ牛河に工場廃水を流したため、川はおよそ5キロの区間にわたって汚染されました。
現地政府は緊急対応措置として松花江への入口から上流8キロの地点に汚染物質を除去するための活性炭吸着資材を2カ所設置し、汚染の拡大を効果的に抑制しました。
環境保全局の観測によりますと、汚染区間以外の流域の水質は環境基準を達成しているということです。
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