長江の水位が珍しい低さに落ち込んだ影響を受け、大量に長江に水を供給している中国最大の淡水湖、ポーヤン湖は水位が急低下です。ポーヤン湖は、3日1メートルという驚異的な早い水位低下テンポを記録したが、水運はあまり影響を受けていないです。
ポーヤン湖水文局によると、8月9日からポーヤン湖星子ステーションの水位は14.47メートルから一日0.20メートルのテンポで低下し、8月17日から現在まで、一日0.30メートル以上のテンポで低下です。
23日8時まで、ポーヤン湖星子ステーションの水位は11.51メートルだけ残り、22日より0.30メートル落ちた。ポーヤン湖の水文史上、8月にこんなに低い水位を記録したことは珍しいです。前世紀70年代初頭には出現したことがあるだけだということです。
長江付近のポーヤン湖は中国最大の淡水湖であり、典型的な貯水型湖でもあり、江西からの5大河川が流れ込み、水を長江に供給して、長江の水調節を果たしています。7月下旬以来、江西区間の長江水位が低下しつつ、百年ぶりの最低を記録します。
江西での降雨が減少、5大河川の流れ込みも不断に下降します。そこでポーヤン湖の長江への水供給能力は1秒7000立方メートルから現在の4600立方メートルに落ち、引き続き減少中です。大量の淡水が長江に供給されるにつれ、ポーヤン湖の水位は急低下です。
ポーヤン湖水文・水運部門によると、低水位は水運に影響を及ぼしていないが、急低下が続き、8、9メートルに落ちると、水運が難しくなります。
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