06年秋~冬、高温や沼沢などの不利な要素を取り除いた後、新疆は中国一の低地の最新データを掌握するために、艾丁湖の海抜を再測量することとなりました。
艾丁湖はトルファン盆地奥地に位置し、中国一の低地であると同時に、世界的にも有名な低地でもあり、「中国の死海」と呼ばれています。新疆測絵局党組織書記の劉戈青氏は再測量の具体的方案が既に作成されていますが、しかし、トルファンの高温と艾丁湖の沼地などの不利な要素で測量作業を秋~冬にまで繰り延べることとなったということです。
また、同氏によると、トルファンの最高気温は40℃以上、電子設備の正常な作動を妨害、そして張り巡らしている沼沢も測量作業に不利です。そのため、測量期日を天気が涼しくなり、沼地が凍る秋~冬にまで繰り延べます。
チョモランマ標高の再測量手法と同様に国家測絵局は関係院士、専門家を組織して低地の測量方案について研究、論証します。
新疆測絵局の李全戦局長は前回の測量と異なり、再測量に用いる設備と方法は世界でも先端的で、そして測量時間なども第1回をはるかに上回り、測量と製図データの正確性を確保する考えだと語りました。第1回測量は1978年行われ、測量任務を担った十数名の作業者は2ヶ月余りにわたり、最低点が海抜マイナス155メートルであることを確認しました。
「新華ネット」より
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