日本が敗戦を宣言した61周年記念日の15日、中国遼寧省瀋陽市各界は座談会などの形で、中国人の心が晴れ晴れとして意気軒昂となったこの日を記念しました。
日本軍国主義による中国侵略戦争の残虐行為が明らかにされており、14年もの長い間、奴隷のように酷使された東北人民は身を切られるような苦しみを味わいました。同日、遼寧省党群工作研究会、東北解放研究会などの団体による「中国抗日戦争勝利61周年座談会」が瀋陽で開かれ、地元の旧八路軍兵士、元抗日戦兵士、日本の中国侵略戦争による被害者および専門家、学者100人近くが出席しました。出席者は日本の戦争犯罪、人道犯罪、平和破壊犯罪を強く非難しました。
遼寧九一八戦争研究会名誉会長の張一波教授は「8月15日は中国人にとって心が晴れ晴れとして意気軒昂となった日であり、苦難の民族が解放された日である。しかし、われわれは平和のために戦争を忘れてはならないし、友誼のために歴史を忘れてはならない」と語りました。
瀋陽各地で抗日戦争勝利の日を記念するさまざまな形の座談会などが開かれました。この日は瀋陽の九一八歴史博物館を見学する人がかなり多かったです。井暁光館長の説明によると、個人的に見学に来た人がいつもの2倍の2000ー3000人に達しました。井館長を喜ばせたことは見学者の中に小中高校生が多かったことで、井館長は「今日は非常に記念すべき日で、われわれが歴史を振り返ることは、次の世代がこの日を忘れず、戦争による災難を忘れず、歴史を鑑とするようにしたいと願うからだ」と語りました。
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