中国軍当局の情報によりますと、中国人国連軍事監視員の杜照宇さんの遺体を国内に運ぶために、中国は特別機を派遣することになりました。

　杜照宇さんがイスラエル軍の空爆で死亡した後、中国共産党と政府は善後策を適切に処理するよう関係部門に要求しました。これを受けて中国国防省平和維持事務弁公室は今月27日に善後策処理チームをイスラエルに派遣しました。

　国連休戦監視機構（UNTSO）は30日、エルサレムで、イスラエルの空爆で死亡した4人の国連監視要員のために追悼式を行いました。デソト中東平和特別調整官がアナン事務総長の弔辞を代読しました。イスラエル駐在の陳以龍中国大使らも追悼式に参加しました。

　現地時間の25日夜、イスラエル軍はレバノン南部の町ヒアムを空爆し、杜照宇さんを含む国連軍事監視員4人が死亡しました。