イスラエルが25日、レバノン南部にある国連暫定軍施設に空爆を加え4人の停戦監視要員が死亡したことについて、一部の国は26日、この事件を非難すると共に、直ちに調査を始めるよう関係方面に求めました。
ブラジル政府は26日声明を発表し、イスラエル軍の空爆で4人の国連停戦監視要員が死亡したことに驚きを示し、この事件の包括的調査に条件を作り出すようイスラエルに求めました。
コスタリカのスタニョ外相は26日、ニカラグアのカルデラ外相と共に行った共同記者会で、「コスタリカ政府は、この事件に対する包括的調査を行うよう関係方面に求めた」と述べました。そしてニカラグアのカルデラ外相は、「ニカラグアは、レバノンとイスラエルとの紛争終結のため国連が講じているすべての措置を支持する」と表明しました。
カナダのハーバー首相は26日深夜声明を発表し、「これは深刻な悲劇だ。この事件について、カナダは国連の関係方面およびイスラエル政府と交渉を行うだろう」と述べました。
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