国連安保理は27日議長声明を発表し、イスラエルがレバノン南部にある国連暫定軍施設に空爆を加え、4人の停戦監視要員が死亡した事件について、「深い衝撃と悲しみ」を表明しました。
この声明は、犠牲者の家族に深い哀悼の意を表すと共に、この事件に対し包括的調査を行い、その結果を出来るだけ早く公開するようイスラエル政府に求めるとした上で、レバノンとイスラエルの紛争によって両国住民に多くの死傷者が出ていることに深い懸念を示しました。
レバノンの衛生部門によりますと、この空爆で410人が死亡し、1850人が負傷したということです。
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