レバノン駐在の劉向華中国大使は27日、記者のインタビューに応え、「レバノンから脱出する中国人に便宜を提供することは、大使館の責任であり、義務である」と強調しました。
劉向華大使は、「今月の15日から23日まで、6回に分けて約170人もの中国人が、無事にレバノンから脱出した」と述べた上で、これら中国人の安全確保のため、大型バスに中国の国旗を挿したり、撤収する時間やルートを事前にイスラエル側に通告するなど、万全の対策を取っていると述べました。
さらに、劉向華大使は、今のところ、数十人の中国人がレバノンに残っていることから。これらの人々の安全確保のため、大使館と連絡を取るよう呼び掛けました。
|