イスラエルとレバノンのヒズボラ武装勢力の紛争終結について、国際社会の努力が19日も続けられました。
中国の李肇星外相は19日、レバノンの一つの政党である「アマル」の指導者の要求に応じて電話会談を行い、当面の中東情勢について意見を交換しました。李肇星外相はこの中で、「中国側は紛争を起きた双方に対して軍事行動を直ちに停止し、情勢の一層の悪化を避けるよう呼びかけた」と述べました。
EU・欧州連合のソラナ共通外交、安全保障上級代表は同じく19日、「イスラエルは、レバノンのヒズボラに対する軍事行動に対して、自制を保ち、一般民衆への危害を避けさせるべきである」と述べました。
フランスのシラク大統領はこの日、レバノンで、停戦を実現させるよう呼びかけると共に、民衆を安全地区に移させるため、レバノンに「人間の回廊」を設置するよう提案しました。
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