レバノンのサルハ外相は15日、声明を発表し、国連安保理がまもなく審理する関連決議案には、レバノンの領土と領空を侵犯したイスラエルを非難するなどの内容が盛り込まれるべきだとのレバノ政府の態度を明らかにしました。
この決議案に関する声明は、「レバノンの領空と領土への侵犯を停止すると同時に、レバノンとシリアのことに干渉しないようイスラエルに求めるべきだ」と述べています。
今月12日、アメリカ、イギリス、フランス三ヶ国は安保理に決議案を提出しました。この決議案は、「安保理が採択した関連決議を関連各国が全面的に履行することや、レバノンの各派の武装を解除し、レバノンとシリアの国境線を明確にすること」を求めています。安保理は今週この決議案を討議します。
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