国連のナバロ鳥インフルエンザ問題担当調整官は10日、ジュネーブで、鳥インフルエンザに油断せず、寄付金を提供する約束をできるだけ果たすよう各国に呼びかけました。
ナバロ調整官はこの日の記者会見で、「今でも、鳥インフルエンザが大規模に人から人へ感染する伝染病となる可能性があることを信じない国がある。これは危険な態度である。こんな態度のために、鳥インフルエンザ防止のための寄付金を提供する約束がなかなか果たされていない」と述べました。
一方、各国の鳥インフルエンザ予防対策について、ナバロ調整官は、「中国、ベトナム、タイ、トルコ、エジプトなどの国の対策は大きな成果を収めた」と述べました。
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