鳥インフルエンザとそれによる人への感染を予防する国際会議が12日から13日まで、カザフスタンのアルマトイで開かれました。会議の出席者は「中央アジア及びその周辺諸国は協力を強化し、鳥インフルエンザの感染を共同に予防すべきだ」という姿勢を共に示しました。
会議が終わるに当たって、『鳥インフルエンザと人への感染問題に関するアルマアタ声明』が発表されました。中央アジア地域疾病予防抑制センターの責任者ミハイル氏は「鳥インフルエンザは関係国に極めて大きな経済的損失をもたらしただけではなく、人類の健康をも脅かしている」と述べた上で、動物防疫実験室と保健衛生実験室を出来るだけ早く増設するよう各国に呼びかけました。
この会議には中央アジア5カ国及び中国、ロシア、モンゴル、アフガニスタン、アゼルバイジャン政府の代表と専門家らが出席したほか、WFP・世界食糧計画、WHO ・世界保健機関、世界銀行など国際組織の専門家と責任者らも出席しました。
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