ドイツ、イギリス、エジプトなどの国々で鳥インフルエンザの感染が新たな状況を見せており、感染拡大を防ぐため関係方面が積極的な措置を講じています。
ドイツの国家参考実験室が5日確認したところ、ライプチヒに近い家禽養殖場で、大規模なH5N1型高病原性鳥インフルエンザ感染が見付かりました。ドイツはすでに、EUが統一して決めた家禽処分、隔離地帯設置などの措置を実施しています。
イギリス政府が明らかにしたところによりますと、専門家はスコットランドで見付かった白鳥の死体からイギリス初のH5型ウイルスを検出しました。
同じ日、食物チェーンと動物健康分野のEUの常設委員会は、鳥インフルエンザの感染を防止するため、動物園の鳥にワクチンを接種することにしました。
さらにエジプトでは、女児がH5N1型高病原性鳥インフルエンザウイルスに感染したことが新たに明らかになり、感染者は全部で9人になりました。(訳:木子)
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