杜青林農業相は10日、「夏の収穫作物の取入れ状況と天候状況からみて、今年の夏の収穫作物は豊作の見込みだ」と発表しました。
杜青林農業相は「今年、夏の収穫作物の栽培面積は安定して増えており、優良な小麦の栽培面積は、その総面積の50%以上を占めている。しかし、これら作物の収穫量は食糧の年間収穫量の僅か5分の1しかなく、食糧作物の収穫は主には秋である。。今年、中国の食糧生産には依然として多くの困難があり、旱魃や水害がひどく、病虫害も頻発している」と述べました。
中国は世界の食糧の生産大国と消費大国であり、食糧の栽培面積は僅か世界の2割しか占めていませんが、去年、中国の食糧生産量は4800億トンを超えました。ここ数年、中国政府は耕地の保護や農業税減免という一連の措置を講じ、食糧生産での農民の意欲を発揮させています。
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