中国代表団は6日、ジュネーブで開かれた国連経済社会理事会2006年会議で「経済の成長と社会の発展は互いに促進し合うものだ。中国政府は経済と社会の全面的かつ、協調の取れた発展を重視する」と述べました。
中国代表団の臘翊凡副代表はその発言で「単純に経済成長を追求すれば、一部の社会矛盾が解決されず、社会の激動と不安定を招く可能性がある。中国は各国が経済と社会の全面的な発展戦略を実施し、貧困を撲滅し、就職のチャンスを創出し、社会の調和を実現するというアナン事務総長の主張に賛同する」と述べました。