国連が3日発表した『ミレニアム発展目標に関する2006年報告書』は、「ミレニアム発展目標を実施する中で、貧困撲滅や飲料水問題それに学齢児童の入学問題の解決などの面で大きな成果があがって来た」と指摘しています。
国連のブラウン事務次長は、この日ジュネーブでこの報告書を発表した際、「アジアは、貧困撲滅で著しい成果を収めており、アジアの発展によって、ミレニアム計画に定められた。2015年までに貧困人口を半分に減らすという目標は実現できる。発展途上国で飲み水の足りない人口の割合も著しく減った。また、サハラ以南のアフリカと発展途上国の学齢児童の入学率はいずれもやや上昇した」と述べました。
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