2週間にわたってジュネーブで開かれた国連人権理事会第1回会議は6月30日、閉幕しました。会議では、人権理事会の今後1年間の活動計画が決まり、13の文書が採択されました。

　今回の会議は、主に、人権理事会の前身・人権委員会の仕組みと機能に対する評価と必要な改革を行い、今後の活動計画とプログラムを確定し、国連人権事業の更なる発展を推進させました。会議では、また、前身の人権委員会の下部組織の活動期限を1年間伸ばすことを決定しました。

　会議が終わるのに先立って、人権理事会議長団は緊急討議を行った結果、人権理事会はパレスチナとアラブの占領された領土の人権問題について話し合う特別会議を出来るだけ早く開くことを決めました。