26日は国際麻薬乱用撲滅デーでした。国連麻薬犯罪問題事務局(UNODC)はこの日、報告書を発表し、「全世界から収集したデータによると、麻薬取締の努力は成果を上げている。ケシとコカの木の栽培面積は減る傾向を見せた。また麻薬乱用者の増え方も抑えられている」と述べています。
しかし、この報告書は同時に、「現在、およそ2億人はまだ麻薬を乱用している。大麻が依然として最も広く乱用されている麻薬だ」と指摘しています。
報告書は、各国が引き続き努力し、麻薬、特にアンフェタミンや大麻への需要を減らすと同時に、対策を講じて麻薬乱用者の間でのエイズの感染を予防するよう、呼びかけています。
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