国連人権理事会第1回会議が19日ジュネーブで開幕してから、100カ国余りの外交や人権それに司法事務担当の高官が相次いで発言し、人権理事会のあり方について見解を述べました。この中で多くの国々は、「人権理事会は政治問題にすることやダブルスタンダードを避けなければならない」と指摘しました。
これらの国の高官は発言の中で、「人権理事会は過去の人権委員会の成果を維持すると同時に、人権委員会の不足を補い、人権委員会で浮かび上がった『選択性、政治問題化、ダブルスタンダード』といった問題を克服するべきだ。その上で公正、公平、平等なメカニズムを確立し、国際人権事業の発展を全面的に促進し、真に国と国の平等な対話を重視して相互信頼を強める機関となるべきだ」と述べました。
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