中国保険監督管理委員会の呉定富議長は26日、北京で、「外資系保険会社の中国進出は、中国の保険会社の経営や市場の安定に対して大きな打撃をもたらすことはなかった」と述べました。
現在、合わせて41社の外資系保険会社が中国の保険市場に進出する許可を獲得しています。これらの会社は中国のどの地区でも保険サービスを提供することができます。また業務内容の面でも、法定の保険業務以外の業務は、全て経営することができます。2005年現在、外資系保険会社は中国保険市場全体の6.7%を占めています。
呉定富議長はまた、「中国の保険業界は、先進的管理を行っている外国の金融保険グループの資金を導入して、中国の保険会社の経営理念や管理などの面での革新を図ることを重視し、また外資系保険会社が中国の農業、年金、健康保険などの分野に進出することを導くことにより、これらの分野の業務の発展を促した」と述べました。
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