「中国青年報」の報道によると、国務院国有資産監督管理委員会は19日、国内外の報道機関に公告を出し、中国航油(航空燃料)有限公司など、中央直属の国有企業(中央企業)の幹部10人を公募することを明らかにした。応募者のプライバシーは守られるという。同管理委のホームページはwww.sasac.gov.cn。
今回、国内外から募集する10人のうち、7人は副総経理(副局長・副院長)で、3人は総会計師。このうち、中国航油の副総経理と、武漢鋼鉄グループの副総経理が、注目を集めている。同管理委によると、郵便やインターネット以外に、同管理委の事務所でも応募を受け付けるという。
同管理委員会は、国務院直属で、日本では省級に相当する特設機関。中国石油、中国石油化学、上海宝山鋼鉄など、金融関係を除く中央企業168社の国有資産を管理監督している。 このうち、中央企業の幹部の任命は重要な任務だ。同管理委は2003年から、幹部の公募を始めた。過去3年間で、中国航空集団公司、中国聯通(チャイナユニコム)などの幹部50人を採用した。今年募集したポストの数は、過去最多で、3回に分けて採用する。8月には、中央企業の総法律顧問(11人)を初めて募集する。(「人民網日本語版」)
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