北京オリンピック組織委員会大会サービス部の向萍副部長によりますと、北京オリンピック組織委員会は選手、随行スタッフ、オリンピックファミリーのメンバー、登録メディア、協賛企業の貴賓の受け入れなどを担当し、その数は約50200人。現在、この委員会と契約した112のホテルはオリンピック招致の際の約束にもとづいて、ほとんどがオリンピック期間中の宿泊料金を決めました。関係筋によりますと、契約したホテルのうち、5ツ星ホテルの平均料金は429ドルで、そのうちの53%はスタンダードルームで、平均料金は353ドルとなり、四ツ星ホテルの平均料金は305ドルで、スタンダードルームの平均料金は272ドル、三ツ星ホテルの平均料金は193ドルで、そのうちの70%はスタンダードルームで、平均料金は176ドルとなっています。

　また、向副部長は「オリンピック開催期間中具体的な宿泊料金はその時の市況や人民元と米ドルの為替レートによって変動する可能性があるが、シドニーオリンピックの時の宿泊料金2.3倍増やアテネの3-6倍増からみれば、北京オリンピック期間中の宿泊料金の増加幅はそれほど高くない」と述べました。

　オリンピック期間の観客の受け入れを担当する北京市観光局の熊玉梅副局長によりますと、その際、海外からの観客は26-39万人、観光客は15-20万人になる見込みで、9-10万の客室が必要で、一方、国内の225-258万人観客も16-18万の客室が必要となることが予測されています。

　また、北京オリンピック組織委員会とサービス提供をめぐって契約したホテルの30%の客室は随時に予約することができるが、料金がやや高くなることが考えられます。一方、現在の星クラスのホテルのほかに、まもなく発表される「宿泊サービス業品質と評価」基準により、社会の4023の旅館のうちの1000-2000軒は星クラスとなります。北京から車で0.5-1.5時間がかかる廊坊、香河の2?5ツ星ホテルの56軒もオリンピック期間中の受け入れサービス提供することになっています。

（情報源：新華網　翻訳：謝東）