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中国国家商標局はこのほど、今年上半期に認定した著名商標62件を発表しました。故宮博物院を指す「故宮」「紫禁城」は、世界文化遺産としては初めて観光分野の著名商標に認定されました。これら商標の占有権は、観光、文化・教育に関する展示会、芸術品鑑定サービスなどの分野に適用されます。
故宮は1987年、万里の長城や莫高窟と共に、中国で初めて国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界文化遺産に登録されました。
業界筋は、世界文化遺産への登録が大きな宣伝効果を生じたのと同じように、著名商標の認定も市場競争を進める上で有力な武器になるとみています。中国各地の世界遺産申請ブームに続き、今後は文化・自然遺産の「著名商標」申請ブームが高まる見込みです。万里の長城、九寨溝、蘇州の庭園なども、まもなく「著名商標」の認定を受けると予想されています。(編集NA)
「人民網日本語版」2006年6月8日
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