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二大内陸河川の下流の生態環境が好転
   2006-06-14 10:42:09    cri

 タリム川と黒河はそれぞれ我が国の第一と第二の内陸河川である。上流地域のこれまでの過度の開発により、この二本の川の下流地域の湖沼の枯渇、水の流れの断絶、オアシスの縮小などを招来し、中国の北部地域に影響を及ぼす砂塵の発生源となっている。

 今世紀に入り、国はこの二本の河川を総合整備し、流域の水資源の統一管理を強化し、下流の生態の健全さを保ってきた。両河川の整備に投入した資金はそれぞれ100億元と10億元以上に達している。総合整備を通して、この両河川の下流地域の悪化しつつある生態環境は徐々に回復しつつある。

 タリム川流域管理局によると、近年の観測データは下流地域の生態環境が目に見えて改善している、ということである。七回にわたって応急導水を行った結果、地下水の質が著しく好転し、川のほとり約200メートル範囲内の植生の成長も速くなり、主流の大西海子ダムの下流の天然の植生の面積は27万ムー(15ムーは1ヘクタール)まで回復し、砂地面積は50万ムー減少した。2001年11月以降、下流地域の湖もかなりの貯水面積を保ち、最大の時は200平方キロ以上に達した。

 黒河では、中流地域の甘粛省張掖市あたりで2000年に導水を行って以来、下流地域の生態環境も逐次好転してきている。張掖市水務局の劉国強副局長は、下流地域の東居延海でもすでに600日貯水が保たれ、枯渇していないため、湖畔の樹木などの植生が逐次回復し、すでに長年目にしえなかった一部の魚類も再び姿を現わすようになり、さらに下流地域の内蒙古自治区にあるオアシスの水位も約1メートル上昇することなり、枯れてしまった樹木も息を吹きかえしている、と語った。

 「チャイナネット」

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