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四川省にある「楽山大仏」は赤砂岩の上に山の形に沿って彫刻された大仏です。赤砂岩は風化しやすい岩石のため、「楽山大仏」の保護は長年の問題になっています。1990年ごろ、専門家は「楽山大仏」に「音波の測定」、「電気探査」、「核物探査」などの技術を使って、大仏内部の砂岩破損状況、砂岩層の分布、すきまの分布などを調査しました。
そして、今年3月、再び工事が始まり、現時点で、すべての準備作業が終了し、6月8日から14日まで第一回大仏仏体検査が行われます。
7日、楽山大仏風景区管理委員会宣伝処長の陳紅萍氏は、「今回の仏体検査における技術的な要求はとても厳しい。また、文化財の安全を守りつつ、しかも観光客にも影響を与えてはならないと命じられている。委員会では独自の検査方法を取り入れ、全力を注いでいる」と述べました。(オウギ 訳)
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