中国の唐家セン国務委員は6日、北京で、「交渉と対話がコソボ問題解決の正しい手段である。中国は、国連が建設的な役割を果たすことを支持する」と述べました。
これは、唐家セン国務委員が中国を訪問しているフィンランド元大統領で、国連コソボ問題特使のアハティサーリ氏と会談した際、述べたものです。
唐家セン国務委員は、この中で「コソボ問題は国連安保理の関連決議の枠組みの中で解決すべきである。いかなる解決案もコソボ各民族の平等な権益を保障し、バルカン地区の平和と安定を維持することにプラスとなり、各関係者の合理的な要求に配慮したものでなければならない。国際社会は、セルビア政府とコソボ暫定自治政府が交渉を通じて双方が受け入れられる解決案を求めることを推し進めるべきで、強制すべきものではない」と強調しました。
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