スーダン政府とアブジャ和平合意の実行やダルフール問題における国連の役割などの問題について話し合うため、国連安保理代表団が現地時間の5日午後、スーダンの首都ハルツームに到着しました。
この代表団は15人からなり、その中には中国の王光亜国連大使も入っています。代表団は6日、スーダンのバシール大統領及びスーダン政府高官と会談を行うほか、8日にスーダン南部を訪問します。また9日にはダルフールを訪問し、ダルフールに駐在しているAU・アフリカ連合代表団と会談を行う予定です。
一方、アメリカのブッシュ大統領は5日、ホワイトハウスで、アメリカを訪問中のコンゴ共和国のサスヌゲソ大統領と会談しました。この中でブッシュ大統領は、サスヌゲソ大統領がAUの議長としてダルフール問題の各派に働きかけて和平協定に合意させ、また国連とともにダルフール地区へ平和維持部隊を派遣するよう努力したことを高く評価しました。
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