スーダンのバシル大統領が率いる与党・国民会議党(PNC)と南部の主要政党・スーダン人民解放運動(SPLM)は29日、共同声明を発表し、「北と南の和平プロセスをともに推し進め、再び戦争状態に戻らないよう努力する」と表明しました。
ハルツームで開かれていた国民会議党政治局とスーダン人民解放運動政治局による初めての会議は29日、閉幕しました。バシル大統領はこの後、「スーダンにとって重要な時期である現在、政府とスーダン人民解放運動が締結した『和平合意』に基づき、国の平和と発展にともに責任を担うべきだ」と述べました。
バシル大統領は、「今回の会議で、双方は、『和平合意』の実施に伴う問題の解決について広く意見を交換し、多くの点で合意に達した」と語りました。
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