スーダン議会は22日、西部ダルフール地区で国際平和維持部隊を配置し、現在配置されているAU・アフリカ連合の部隊に取って代わることを拒否する姿勢を表明しました。
22日開かれたスーダン議会でアコル外相はAU部隊が地元の緊張情勢を緩和させる面で果たした役割を評価したあと、「国連安保理は、ダルフールへの国際平和維持部隊の派遣を検討している。しかし、法的面からみれば、安保理はAUの承認を得ずに決定を下すことはできない」と述べました。
議員たちはスーダンの主権と安定を強調する一方で、AU部隊の資金不足の問題解決を国際社会に呼びかけました。
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