スーダン政府とダルフール地方の最大の反政府勢力SLM・スーダン解放運動が5日、ナイジェリアの首都アブジャで和平協定に調印しました。
協定の調印によって、三年間に及んだ武力衝突はピリオドを打ち、悪化していた国内情勢が改善される可能性が出てきました。しかし、残りの2派は協定の調印を拒否しました。
国連のアナン事務総長はこの日、声明を発表し、和平協定の調印に歓迎の意を表した上で、このチャンスを逃さず紛争を終わらせるようスーダンの反政府勢力に呼びかけました。また、アメリカ国務省のマコーマックスポークスマンは、「協定に調印した当事者と国際社会は、協定を実施するために、やるべきことが多い」と指摘しました。
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