5月29日午後、中国教育部は新聞発表会を催し、中国政府によって派遣された留学生および中国で留学している人たちの状況を紹介しました。
中国国家留学基金管理委員会の張秀琴秘書長によると、中国国家留学基金委員会は毎年、関連国と合意した交流の取り決めや奨学金提供の計画に基づき、150余国に中国政府奨学金を提供しています。当面、中国政府奨学金を利用している留学生の数はすでに7000人を上回り、1998年に比べて2005年の利用者数は80%増となりました。関係筋によると、これらの留学生はアジア、アフリア、ヨーロッパ、北・南アメリカ、オセアニアの人たちであり、在学している学科は中国の大学に設置される11ヵ学部をカバーしており、文科と工科を主として、それぞれ総数の41.9%と19.2%を占めています。
同筋によると、6月16日、国家留学基金管理委員会は北京飯店で同委員会創立10周年祝典および人材育成イベントを催し、人材育成面での国際間交流のプラットフォームを構築することになっています。その際には、政府首脳、政府機関のトップ、国内の一部の省、直轄市の教育主管機構、国外の著名な大学の学長、優れた留学帰国者および留学委員会の評議、審査の仕事に参加している専門家の代表たち、同委員会と協力関係がある諸国の政府、組織、機構、中国駐在諸国の大使館の関係者が出席することになっています。
「チャイナネット」 2006年5月30日
|