イラクを訪問中のイランのモッタキ外相は27日、シーア派の聖地ナジャフで、イラクシーア派の最高指導者スィスタン氏と会見しました。
伝えられるところによりますと、モッタキ外相は、アハマディネジャド大統領が就任して以来、イラクを訪問した初めてのイラン高官だということです。今回の2人の会見は、イラクのシーア派と同じくシーア派に属するイランの緊密な関係を示すものと見られています。
これに先立って、スィスタン氏は「宗教指導者が発表した個人的な見解と宗教の法令はなるべく、政治の事務や生活に干与すべからず」との考えを示しました。
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