イランのモッタキ外相は26日、バグダッドを訪問した際、「イランはアメリカとイラク問題について会談することはない」と表明しました。
これは、モッタキ外相とイラクのゼバリ外相は共同記者会見に出席した際述べたものです。その中で、モッタキ外相とゼバリ外相は、「イランは、アメリカとイラク問題について会談することを決定しましたが、アメリカはこの決定を歪曲し、また、その他の問題を打ち出した。このため、我々は会談を棚上げにする決定をした」と表明しました。
なお、イランとアメリカは今年の始め、イラク情勢について会談する意思を示しました。アメリカは「イランはイラク国内のシーア派の暴力活動に責任を負うべきだ」と非難しました。これに対し、イラン側は「イラク情勢の緊迫化はイラク駐留アメリカ軍の存在によるものだ」と反駁しました。
|