世界で海抜が最も高い鉄道である中国の青海・チベット鉄道は、来年から5つ星の豪華な観光列車を走らせることになっています。
値段が7億人民元以上にも上るこの豪華観光列車は、その中の設備がすべて5つ星ホテルの客室の基準に基づいて設計されており、1列の列車は100人の乗客しか乗せないということです。
高原の強い紫外線を防護するため、観光列車の窓ガラスには、紫外線を防ぐ防護膜を貼り付けており、列車には酸素システムも完備されています。
青海省の省都西寧とチベット自治区の中心地・ラサを結ぶこの青海・チベット鉄道は、全長2000キロ近くで、途中に、青海湖やチベット北部の草原、ポタラ宮など中国だけでなく世界的にも有名な観光ポイントを持っています。この鉄道は、昨年10月に完成し、今年の7月1日に試運転を行う予定です。
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